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あれから一年!

PCに、クロの闘病記録が残っている。
その中にこんな一文がある。

お世話になった先生に電話を入れた。
先生、クロが土曜日に逝きました。
苦しむこともなく、静かな最期でした。
穏やかに逝かせてやりたい。
そう願っていたので本望です。
先生のお蔭です。ありがとう ござい・・・・・・・
声が震え、涙がこぼれ落ちて、最後まで言えなかった。

CIMG0813.jpg

あれから一年。

あの頃と同じように、オレは毎日広い場内を点検の為に
歩いている。
お前と並んで腰掛けた、いつものあの場所も毎日通る。
思い出さない訳、ないよな。
思い出すに決まってるさ、クロ。

毎朝、お前の墓に水を供える。
そして、語り掛ける。

クロ、おはよう。
ここんとこ、暖かくなったぞ。
今日も一日、山の事、ふぅの事、コロの事、見守ってな。
今日もよろしくな、オレの相棒、クロ!

| 山の番犬 | 10:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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さらば、クロ!(面影と共に)

3月31日(月)、また新しい週が始まった。
何も変わらない、普段と同じ山の風景。
ただ違うのは、クロがもういないこと。

お前と並んで座った、いつもの場所に行ってみた。
急に胸が切なくなって、両方の目から涙が流れ落ちた。
クロ、オレは寂しいぞ。

お前を可愛がっていた、お客さんのKさんも来たよ。
Kさん、お前が旅立った29日(土)も来ていたけど、お前のふらつく姿
を見て、胸が張り裂けそうだったと悲しそうに言っていた。

あれ?クロは?クロがいないね?クロ、どうしたん?
来る人、来る人、みんながお前のことを言ってたよ。

お前が大好きだった、先代の社長も寂しそうだったよ。
お前が旅立ったと聞いて、ひとしきりお前の昔話をしていたけど、
そうか、クロが死んだか・・・・・そう呟いたきり、黙り込んでしまった。

お前は本当にみんなから愛されていたんだね。

クロ、お前が応援してくれた仕事は順調そのものだよ、ありがとな。
お前が旅立っても、ふうとコロの世話はちゃんとしてるからな。
人気者のお前は、弁当のおすそ分けや肉の差し入れも多かったな。
ふうとコロは、その恩恵に十分過ぎるほど与っていたけど、急にそれが
無くなったので、不思議に思っているんじゃないか。
でも、歯の悪いお前の為に買っていた缶詰、今もふうとコロのフードの
トッピングとして続けているよ。

お前の面影が一杯残るこの山だから、オレはこれからもお前のことを
何度も思い出すんだろうな、きっと。
でも、オレは大丈夫、まだまだ元気に働くからな。心配せんでいいよ。

H24.1⑦

クロ、お前と出会えて本当に良かった。
お前と共に過ごした日々、オレは一生忘れないよ。
取り敢えず、ここで一旦お別れしよう。
じゃあ、またな、オレの大切な相棒!

| 山の番犬 | 05:36 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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さらば、クロ!(感謝と懺悔)

クロが旅立つまでの約1ヶ月、オレは異常なまでにクロに固執した。
帰宅して玄関のドアを開ける前、ここからオレはカーロ家の父さんなのだ、
何度も自分に言い聞かせた。そうしないと、家の中までクロへの気持ちを
持ち込んでしまうからだった。

オレがクロに拘った理由は2つある。
1つは彼への感謝の気持ち、もう1つはクロへの思いが強すぎて、ある犬
を死に至らしめたこと。

クロへの感謝・・・・・
今の会社で、オレはある部署を任された。特殊な分野ではあるが、オレは
ある程度の知識と経験を有していた。しかし、内情を知って唖然とするしか
なかった。問題の根は深く、複雑に絡み合っている。
周囲も大変だねと声を掛けてくれるが、スタッフはオレ1人である。聞けば、
過去に複数の人間が採用されたが、いずれも解決を見ないまま去っている
とのこと。自分の会社を廃業して勤め人に戻ったオレは、家族に苦労を掛け
ていただけに絶対に失敗は許されなかった。

何とか、1年で解決出来た。
ストレスは強烈だったが、家計の厳しい状況を引き起こしたのはオレである。
家族の前で、辛いだの苦しいだの、泣き言や愚痴を言う訳にはいかないのだ。

ブログ②
クロ、いつもお疲れさん。

そんな心情を抱えて仕事をこなす日々、いつもそばにいたのがクロだった。
季節に天気に時間に関係無く、オレが場内での仕事の為に移動し始める
と、必ず一緒に来た。そして、オレの仕事が終わるまで、じっと待っていたな。
オレが休憩で腰掛けると、いつも隣にやって来て座っていたよな。
お前と並んで座っているだけで、どれだけ心が和んだか、慰められたか。
ありがとな、クロ。お前のお蔭でやり遂げられた部分も大きいんだよ。
お前は仕事でのオレの相棒のような存在だったよ。
時折、お前に愚痴を聞いてもらったけど、お前はただ静かにオレの横に
いてくれた。それが嬉しかったんだよ。

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| 山の番犬 | 20:34 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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さらば、クロ!(永遠の別離)

CIMG0812.jpg
在りし日のクロ、当時13歳。

オレが働く職場、通称「山」のボス犬・クロが、3月29日(土)に旅立った。
享年15歳。

2月24日、クロの腹が妙に大きいのに気付く。
腹水が溜まっているのでは・・・・・悪い予感がした。
腹は日を追うごとに膨らみ、クロも辛そうである。

山で暮らすクロは、飼い犬の要素も持った野犬と表現したら良いだろうか。
全盛期は20頭以上の群れを率いたボス犬である。
この頃のクロは獰猛な野犬であり、当時のクロを知る保健所の方に聞くと、
体は決して大きくないが、とにかく威厳があって本当に怖かったとのこと。
クロに飼い犬の要素が加わったのは、通報によってクロを含む群れの全て
が一斉捕獲された際、先代の社長が懇願して解放された頃からである。
ちなみに、クロと共に解放されたのが、子犬だった「ふう・コロ・ゴエモン」の
山のメンバーである。

つまり、野犬として育ったクロは、当然ながら病院というものを知らない。
フィラリアには当然罹っているだろうし、他の病気などもあるだろう。
厳しい環境下で、15年も生きたのは奇跡に近い。このまま自然に任せて
逝かせるべきではないか。一方で、最善とまではいかないにしても、一度
くらいは治療しても良いのではないか。オレはどうすべきか、迷っていた。

オレが場内点検の為に歩き出すと、いつものように自分の仕事とばかりに
大きな腹でヨロヨロ付いて来る、クロの姿を見て決心した。

病院に相談してみよう。

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| 山の番犬 | 15:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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山の番犬!

台所で肉を炒めていた妻。
ジュ~ジュ~という音と共に漂う、何ともいい匂い。
が!それ以上にモクモクと凄い煙。
「大変よ~、煙が大変よ~。」と騒いでいる。
それを見ていた私は言いました。
「換気扇を回せよ。」

久しぶりの妻ネタであります。
皆様、お元気でしょうか?
私は相変わらず多忙な日々を送っております。
この忙しさ、あと数ヶ月は続きそうです。
カーロは元気ですよ。この原稿をアップしたら散歩です。
姉ちゃんはもうすぐ卒業式です。
まだ迷路を彷徨う彼女ですが、きっと出口は近いと思います。
もう18歳、自力で出口を探すようにと話しています。
勿論、必要な時は力を貸しますが、今は静かに見守ります。

で、今日は通称「山」に居る4匹のワンたちの話です。

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| 山の番犬 | 18:19 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

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