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さらば、クロ!(面影と共に)

3月31日(月)、また新しい週が始まった。
何も変わらない、普段と同じ山の風景。
ただ違うのは、クロがもういないこと。

お前と並んで座った、いつもの場所に行ってみた。
急に胸が切なくなって、両方の目から涙が流れ落ちた。
クロ、オレは寂しいぞ。

お前を可愛がっていた、お客さんのKさんも来たよ。
Kさん、お前が旅立った29日(土)も来ていたけど、お前のふらつく姿
を見て、胸が張り裂けそうだったと悲しそうに言っていた。

あれ?クロは?クロがいないね?クロ、どうしたん?
来る人、来る人、みんながお前のことを言ってたよ。

お前が大好きだった、先代の社長も寂しそうだったよ。
お前が旅立ったと聞いて、ひとしきりお前の昔話をしていたけど、
そうか、クロが死んだか・・・・・そう呟いたきり、黙り込んでしまった。

お前は本当にみんなから愛されていたんだね。

クロ、お前が応援してくれた仕事は順調そのものだよ、ありがとな。
お前が旅立っても、ふうとコロの世話はちゃんとしてるからな。
人気者のお前は、弁当のおすそ分けや肉の差し入れも多かったな。
ふうとコロは、その恩恵に十分過ぎるほど与っていたけど、急にそれが
無くなったので、不思議に思っているんじゃないか。
でも、歯の悪いお前の為に買っていた缶詰、今もふうとコロのフードの
トッピングとして続けているよ。

お前の面影が一杯残るこの山だから、オレはこれからもお前のことを
何度も思い出すんだろうな、きっと。
でも、オレは大丈夫、まだまだ元気に働くからな。心配せんでいいよ。

H24.1⑦

クロ、お前と出会えて本当に良かった。
お前と共に過ごした日々、オレは一生忘れないよ。
取り敢えず、ここで一旦お別れしよう。
じゃあ、またな、オレの大切な相棒!

| 山の番犬 | 05:36 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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